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駒ヶ岳冠雪

22日夕方から函館に行き、23日夜に帰札…。
山にも登らないドライブは、何故か、疲れる。
普通なら逆だと思うでしょうが、僕は、山行の様子を思い浮かべながらハンドルを握っていると、身体の疲れなど忘れてしまう様だ。
ドライブの疲れは、メンタルな部分が多い。
単調な道、過ぎる思いも無かったら、それは睡魔との闘いにもなる。
よく、隣で眠られたらイヤだ、という人の話も聞くけど、僕には当てはまらない。
どのみち、運転はひとりだ。隣の人が起きていようが眠っていようが、関係無い訳だ。
いや、本当は、眠っていて欲しいと思ったりする。
その方が、集中できると思うんだけど…。

さて、駒ヶ岳、見事に冠雪していた。
天気は良くはない。
実は、22日、23日に掛けて、道内の天気予報は最悪だったのだ。
使わなかった高速道路も、凍結して、50キロ制限だと、カーラジオが語る…。
峠越えも憚る悪天に、ギリギリまで躊躇するも、峠の雪の積もり具合も見てみたい。
そんな訳で、中山峠越えを敢行する。
が、しかし、案の定の猛吹雪が待っていた。
ちょっぴり後悔した事は白状する。
だって、道の駅の玄関先に駐めて、僅か、数メートルの入り口に行くだけで、真っ白になってしまうほどの猛吹雪…。
こうなった時の居直りは早い。
名物の揚げ芋を頬張り、凍結の峠を下る。
隣のママは、ハンドルも握っていないのに、前方に目を凝らす。
それが、滑稽だ。
当然、眠れる状態では無い。僕も睡魔に襲われる事は無い。
こんな状況で睡魔が襲ってきたとしたら、それは、何か、他の病気に決まっている。
だから、僕は、こんな時、自分の健康を確信する…。本当か?

止せばいいのに、帰路も中山峠を通過する。
やっぱり、凍っていたけど、睡魔に襲われる事は無かった。
そして、山スキーが出来るほどの雪も…無かった…。
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by meo_7 | 2006-11-24 18:20 | ちょっとした旅 | Comments(2)

断絶

1972年の或る夕方、僕は、まどろむ…。
部屋の中では、FM放送が流れている…。
聴いている訳では無い、聞こえてくるだけの旋律…。
在り来たりの光景だったのだと、思う。次の曲のイントロが始まるまでは…。

突然の、ドラマチックなピアノとドラムスの音、妙に澄んだ歌声が語りかけてくる…。
歌詞の意味など掴めないまま、楽曲は間奏に入る。
圧巻の演奏だ。啜り泣く様なエレクトリックギターの音色が迫り来る…。
最高潮の盛り上がりを見せた後、再び、ピアノとドラムスの印象的な伴奏と、歌声…。
そして、

♪〜行かなくちゃ
    君に会いに行かなくちゃ
    傘がない…

そう叫びながら、フェードアウトしてゆく洪水の様なサウンド…。

ラジオの番組は、次の曲を紹介し、何事かしゃべっている…。
まるで、この曲の一節の様に…。
しかし、僕は、僕を覚醒させたこの曲が、僕の何かを突き動かしている事に抵抗出来ないでいる。

僕は、自転車に飛び乗り、行きつけのレコード店の在る街まで突っ走る。
でも、ふと気付く訳だ…。
「何という曲? 誰が歌ってるんだ?」
そう、聞き流していた解説など、記憶の片隅にも残っていない…。
店の主人とふたりで、とにかく、「傘がない」という詩の一節だけを頼りに、片っ端からレコードの歌詞カードを拡げ、探すだけだった。
果たして発売されているのかさえ分からない。
店の主人が知らないのだから、ヒットしている曲でもないのだろうし、シングルで発売されてもいないのだろう。
行きつけの店でもなかったら、こんな真似は出来ない。

どれほど探した事だろう。
店の主人が、
「これじゃない?」
と、手にしてきた歌詞に、確かに、「傘がない…」と書かれている。
アルバムの最後にクレジットされている。
真新しいレコード盤に、そっと針を置く…。
紛れも無く、ついさっき耳にした曲が、店内一杯に流れた。

夕闇迫る帰り道、僕の腕の中には、「断絶」と名付けられたLPレコードが抱えられていた。
無理して買ったダイヤトーンのスピーカーから、一曲目の「あこがれ」のイントロが流れる。
最後の「傘がない」まで、一気に聴いた…。
衝撃の瞬間だ。
フォークソングに明け暮れていた僕が、初めて触れた、後に、ニューミュージックと分類されたサウンドとの出会いだった。

後に分かる事だったけど、「衝撃」には理由が在った。
井上陽水、というシンガーは、やはり、ビートルズに影響を受け、音楽の原点はそこに在るという事だった。
彼もまた、都会で暮らし、安保闘争の時代を過ごし、ボブ・ディランを象徴する反体制運動の真っ只中、麻雀に興じて、酒を呑み、束の間の恋を探す…。
そんな世の中も自分自身さえも混沌の時代、ギターを片手に曲を作り、自分の人生を占う…。
そんな青春だったのだろうか…。

「傘がない」
この曲は、The Beatlesの"A day in the life"の歌詞の一節、"I read the news today, oh boy"からインスパイアされているという。
確かに、「断絶」と名付けられたアルバムそのものが、何処か、“Sgt.Peppers Lonely Hearts Club Band”で位置付けられた、トータルアルバムという形式の様な気がする。

その後、井上陽水は、「夢の中へ」でヒットを飛ばし、アルバム「氷の世界」で、不動の地位を確立するが、僕にとっての最高傑作は、この「断絶」である事を疑わない。
鳴かず飛ばずの「アンドレ・カンドレ」の時代を経て、「井上陽水」で再起を期した一作目。
その不思議な程に奇妙なタイトル、「断絶」…。
彼は、そのタイトルに、「アンドレ・カンドレ」との決別を表していたのかも知れないと、思った…。

今も、そのレコードは、部屋の壁に飾られている…。
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by meo_7 | 2006-11-10 04:08 | 僕と音楽 | Comments(2)

Cyndi Lauper

シンディ・ローパー。
古すぎるかねえ。
80年代に一世を風靡したポップシンガーだけど、僕にとっては古くないのだ。
レコードも勿論持っているけど、CD化された総てを揃えている。
しかし、彼女のパフォーマンスは、ビジュアル抜きで愉しむのは、その魅力を半減させると思うのだ。
再び、しかしだ、彼女のライブパフォーマンスが見られるビデオ映像で、正式にリリースされているのは、「ライブ・イン・パリ」しか無い。
セカンド・アルバムの「トゥルー・カラーズ」が発表されてからのツアーの模様が映し出されているそのパフォーマンスは、シンディー・ローパーの絶頂期の凄さを見て取れる。
ステージ一杯に踊る、あの独特のダンシングも魅力だけど、しっとりと歌い上げるハイトーンボイスの、ある種、凄まじさに、僕は、鳥肌がたったものだ。
そして、アンコール最後の、アカペラで届けられた、「トゥルー・カラーズ」は、流れる涙を抑えきれないでいたっけ…。

♪〜True colors are beautiful,
  like a rainbow.

さて、先頃、数年前のライブDVDを手に入れた。
「At Last」と、名付けられたステージに現れたのは、波乱の人生を積み重ねた、すっかりと大人になったシンディーだった。
勿論、破竹の勢いを誇った頃のパフォーマンスは表せない…。
それでも、あのファニー・フェイスの片鱗を見せて、愛くるしい笑顔を見せた時、ニューヨークの観客は、安堵の歓声を送る…。

「トゥルー・カラーズ」という曲を発表した時、シンディーは、エンターティナーとして生きる事を止め、自らの道を選び、アーティストの道を選んだのではないのかと、僕は思う。
ヒット曲を創り、虚構の自分を演出しなければならない程の、アメリカンドリームの真っ只中で、きっと、シンディーは、自分を失い掛けていたのだろう。

確かに、スターダムからは遠ざかっていった…。
それが、何だって言うのだ。
そう思わせる程に、「At Last」のシンディーは、輝いていた…。
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by meo_7 | 2006-11-08 20:50 | 僕と音楽 | Comments(0)

子供たちの逆襲

“いじめ”…。漢字で書くと“虐め”とか“苛め”と表す。
ね、漢字で書くと、陰惨さが伝わりますね。
では、どうして“いじめ”と表すのか…。
何だか、意図的に、柔らかく、残忍さが伝わりにくくしているかの様に思うのは僕だけ?

大人が責任転嫁していて右往左往…。
これじゃあ、今、渦中にいる子供たちは絶望してしまうよね。
だいたい、苛めた側に、何のお咎めも無い事がおかしい訳だ。
悪い行いの結果は、「罰せられる」と教える事が教育でしょうが。
「心の痛み」を教える事が教育でしょうが。
何故、「謝罪」させないのだ。

死んで抗議をする…。
子供たちの逆襲は、切ないほどに強烈だ。
いったい、僕たち大人たちは、どんな社会を構築したのだろうか?

苛める側に属するか、苛められる側に属するか…。
今、子供の社会は、この二つの選択に成り立っていると云っても過言では無い。
積極的に参加しなくとも、無関心を装っている事は、結果的に「無視」に参加している訳だ。
結局、ひとりぽっちの「闘い」になる。
標的にされた者は、適わない。
標的にされたくないから、苛める側に属する。
明日は、我が身になるかも知れないと云うのに…だ。

さて、苛められている諸君。
もし、諸君が、苛められる妥当な理由が無いと言い切れるのなら、「逆襲」しよう。
それは、「死んでしまう」事では無く、「闘う」事だ。
どうせ、言い出しっぺは、少人数に決まっている。
或る夜、そいつ等がひとりになった時、背後から、思いっ切り襲ってやるがいい。
正々堂々とやる必要など、これぽっちも無い。
端から、向こうが卑怯なのだ。それも教えてやるがいい。
どうせ、こっちは、命が懸かっているんだ。
「死んでしまう」しか方法が見付からなくなったら、せめて、最後に、「闘う」事を試してみてくれないか。
相手が腕っぷしが強かったら、棒切れでも持つがいい。
いいか、死ぬまでやってはならないぞ。
それは、やり過ぎだ。

きっと、君は、補導されるだろう。
それからが本番だ。
この時点で、君の安全は保証される訳だ。
何たって、世間が注視している状況になる訳だ。
そして、堂々と言ってやれ。
「生きるためにやった」と…。
「学校に行きたいからやった」と…。
「大人たちも、見て見ぬ振りをしたからやった」と…。
君が「生きている」から、決して真実は曲げられない。
君が「生きている」から、もみ潰される事は無い。

君は、「凶暴」だとのレッテルを貼られるかも知れない。
でもな、「死んでしまう」ほどの苦しみからは解放される。

さて、これからが肝心だ。
君が勝利をしたとしてもだ。
決して、苛める側に属してはならないという事だ。
そんな事をしてみろ、今度は、君が背後から襲われるかも知れない訳だ。
何?「仕返し」が怖いって?
もう、君は、地域の有名人だ。そうなっている筈だ。
そんな有名人を襲ってみろ、直ぐに捕まるぞ。
それに、どうせ「死のう」と思っていた人生だ。

苛めらっれっ子の逆襲だ。
よく考える事だ。正義はどちら側に在るのかを…。
苛める側を窮地に陥れてやれ。
君が闘う事で、どれほど多くの人が救われるか。
どれほど多くの大人たちが「恥を知る」事になるか。

死んでしまったら、ただの抗議で終わってしまう。
実際、もみ潰そうとしているじゃないか…。
闘ってこそ、世の中は目を覚ます。



これって、危険な思想なの?
絵空事ではない事は確かだよ。
僕も、転校生だった一年間近く、所謂、「無視」「苛め」に遭ったからね。
ボスと闘って、今、こうして、生きている…。
by meo_7 | 2006-11-07 15:58 | 徒然に… | Comments(2)

ブログなるもの…

さて、ブログ…。
その意味さえ分からないけど、とにかく流行には後れたくないという動機は、果たして不純なのか?
若い頃、最先端にいる事がステイタスシンボルだった。
誰よりもビートルズに詳しい事が羨望の的にいる証だった。
下手くそなギターを弾いて、無茶苦茶な英語、らしき言葉で叫んでいたら、それだけでビートルズ世代の証だった。

今、ほんのちょっと、時代に乗り遅れている事が、格好いい、と思ったりしている自分がいる。
だから、最先端の音楽なんか知らなくていいんだ。
マニュアルのプレーヤーに、アナログのレコード盤…。
震える手で、そっと、針を置いた瞬間に聞こえる、チリチリ、というノイズ…。
堪らない数秒だ。最もときめく数秒だ。
次の瞬間、
♪〜This happened once before,
     When I came to your door,
     No reply〜♪

サイコーだねえ。
ってな生活を、今も送っている僕は、完全に時代遅れだ。
でも、こうして、ブログなるものを、始めてみたけれど…。
果たして、超特急の様な「時代」に追い付いて行けるのかは…分からない。
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by meo_7 | 2006-11-06 17:26 | 徒然に… | Comments(2)


時々、想うこと…


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意外でしたね、ナガハシス..
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道南のこの場所は、札幌か..
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