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嵐の一夜…

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週末は天気が思わしくなく、下界で過ごしたが、今年は重い荷物を背負っての山行をしていないので、平日登山を決行。
この夏、孫と山上のテン泊を予定しているので、その予行演習だ。
登山口の十勝岳温泉の駐車場で目覚めると、スッキリとした青空が拡がっている。しかし、昨夜は、雨がぱらつき、上空の寒気が抜けていないのが分かる。
今日はソロの旅だ。午前8時、ゆっくりと歩き始める…。




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by meo_7 | 2014-07-16 05:13 | 登山(山岳徘徊倶楽部) | Comments(4)

再び、北大雪へ…。そこには、臆病風が吹いていた…。

何故か、最近は、表大雪の領域を避けている。
理由など無い。単純に、少し飽きているのかな、という程度だ。
そんな訳で、久々の平山へ…。
前泊は、道の駅しらたき。無料高速道路が開通したので、北海道は、少し狭くなった気がする。
翌朝、早く出発したつもりなのに、既に、登山口前の駐車場は、ギリギリセーフの状態だった。
 
登山道は、ほぼ、沢沿いに続いている。
タニギキョウが満開だ。お馴染みのオオバミゾホウズキ、林床にはギンリョウソウ…、キバナノコマノツメも見付けられる…。
相変わらず、花を探しながらの山登りは、ゆっくりだ。
 
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オオバミゾホウズキ
 
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倒木更新
 
途中、倒木更新の様など見ては、大自然の逞しさなど感じたりする。
山に入ると、命の源に、ほんの少し近付いた気がする。
水があっての植物、植物があっての動物、動物があっての人間。
何があっても、最初に絶滅するのは人間だね。
大自然にとって、人間の営みなんて、取るに取らない事なのかも知れない。
そりゃそうだ、人間なんて存在しない時代から脈々と、命を繋いでいる。
なーんてことを思いながら、山登りの辛さを忘れようとする僕なのだが、一向に楽にならない。
気温も高く、湿度も高い。
 
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行雲の滝
 
行雲の滝を過ぎると、冷涼の滝が現れる。沢沿いの道は、変化があって気も紛れる。滝が現れると、登山道はそれを高巻くようになぞられるから、急登のジグになったりする。崩壊地も通過する場面があるから、年老いた僕たちには油断は禁物だ。
 
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崩壊地の通過
 
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キバナノコマノツメ
 
暑い沢沿いの道が終わると、待望の雪渓に出会う。基部でも、その涼しい風を感じることが出来る。ここで珈琲を飲み、英気を養い、長い雪渓の急登に挑む。雪は柔らかく、キックステップが気持ち良く決まる。
 
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ウコンウツギ
 

雪渓登りは、一旦終わる。灌木帯に入ると、また蒸し暑いが、雪解け水の影響で、登山道の状態も良くないから、神経は、そちらに集中する。悪路と化した道を辿り、最後の短い雪渓を登り切ると、ようやく、高山の雰囲気が、植生からも感じ取られるようになる。 
 
稜線に出ると、待望の表大雪山のパノラマが…、という場面が、この山の醍醐味なのだ。しかし、あれ? 雲が…。
分岐で休んでいる人によると、「さっきまで見えていたんですけどね…」ということらしい…。
ま、それはそれで仕方がない。平山山頂には向かわずに、比麻良山への稜線を歩く。花を愛でながらの稜線歩きは、僕たちの山登りの原点でもある。その間、色々なスタイルの山登りを経験したけど、もう、そろそろ卒業しても良い年齢だ。
 
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流れる雲も、また良し…
 
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遠く、白雲岳から高根ヶ原の稜線…
 
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花のある風景
 
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コマクサ
 
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コラボレーション
 
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エゾタカネスミレ
 
表大雪を覆っていた雲が流れてゆく。雲の中だったニセイカウシュッペもアンギラスも姿を現した。アンギラスの天辺には、人の姿も見えた。最近になって注目を浴びているが、縦走するには車の回収に時間を要する。実際、僕たちも縦走した経験があるが、車を回収した頃には、真っ暗闇だった。
 
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アンギラス
 
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ニセイカウシュッペとアンギラス
 
稜線上でカップラーメンとおにぎりの昼食を摂り、戻ることにする。遠くには、「遙かなる山」トムラウシの双耳峰も見える。今の僕たちの体力では、名実共に、「遙かなる山」になった。再び、浪漫と憧れの山になったわけだ。
 
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双耳峰がトムラウシ
 
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こうした散歩が楽しい
 
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適度なアップダウンもある
 
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エゾツツジ
 
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タカネシオガマとイワヒゲ
 
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タカネシオガマの造形美
 
稜線散歩を満喫した僕たちは、下山を開始する。最初の雪渓は、難なく下ったが、次の雪渓で、僕の様子がおかしくなった。確かに急斜面ではあるが、昨年はもっと急な白雲岳の雪渓を駆け下りたのだ。ところが、どうも腰が退ける。ママは、スタスタ下りているのに…だ。長い雪渓に、臆病風が吹いた…。こうなると、益々、身体は膠着し、神経は磨り減ってゆく。これは、歳の所為だけではない。その原因を探し求めて、精神だけは平常に戻したい。僕の頭の中の回路がグルグル回る。結論は出ないまま、どうにか基部に辿り着いた。座り込んで一息ついたとき、その答えが出た。スキーを履いていないからだ! ホントにそうかどうかは分からない…。ただ、僕の運動神経が、一度リセットされたことだけは、確かだった…。
 
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臆病風の吹いた雪渓…
 
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リュウキンカの咲き乱れる中…
 
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ゴゼンタチバナ
 
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ギンリョウソウ

この山を選んだ理由のひとつが、白いコマクサとの再会だった。あいにく、一株だけの出会いだったが、今年だけなのか、以前よりも減ってしまったのか定かではない。白いコマクサの、これからの運命は、誰も知らない…。 
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白いコマクサ



by meo_7 | 2014-07-07 17:32 | 登山(山岳徘徊倶楽部) | Comments(6)


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