花の散歩道

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地球岬という所に行ってきた。そこは、室蘭市の郊外にある。札幌からだと、高速を利用して2時間ほどで行けるが、遠いという感覚があって、今まで敬遠していた。そこには、海岸沿いにも拘わらず、山歩きに似た道を楽しめる散策路がある。そして、そこは、花の散歩道でもある…。




今回、娘と孫の真生くんが同行する。それはつまり、撮影旅行ではなく、観光旅行になってしまうということだ。ま、しかし、正しい「おじいちゃん」の姿を維持するには、避けられない運命なのだ。
 
日射しが強く、直射日光は暑い。風も多少なりとあるが、散策路は谷になっている斜面になぞられた部分が多いので、風を感じることはない。真生くんがカメラに興味を持ったので、スナップ用にと持ってきたV3を持たせた。要点だけ教えて、適当に撮ったらいいや、なんて感じでいたが、プレビューを見ては、首を傾げている。真生くんには真生くんなりの撮影意図があるらしい…。
 
さて、花の散歩道は、その名の通り、退屈をさせない。新緑もまだなので、林内は明るい。早春の花が咲き乱れている。お目当てはキクザキイチゲだったが、花期には遅かったようで、痛んだものが多い。
 
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キクザキイチゲの白花
  
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キクザキイチゲの紫花
 
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三脚は持参したけど、真生くんのお供で、セットする閑がない。レンズは TAMRON SP 90mm で、手振れ補正は無しのものだ。確率5割で手振れしてしまう。シャッタースピードは結構稼げているのに、これだもの…。腕が落ちたというか、歳をとったというのか…。
 
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エゾエンゴサク
 
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エゾエンゴサクの白花
 
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不思議な造形美です
 
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色の変化が多いのも特徴です
 
 
尾根と沢の間の斜面になぞられている道は、複雑なうねりを繰り返し、時には、海岸を見渡せる側になる。心地良い風が、熱くなった身体を鎮めてくれる。真生くんは、花を見付けるのが上手い。老眼の僕には大助かりだ。これからは、助手として連れ歩くことにしようか…。
 
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コジマエンレイソウ
 
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シロミノエンレイソウ
 
 
TAMRON SP 90mm は、そのボケ味が有名だ。それを意識してか、絞り込むことを躊躇う僕がいる…。花の特徴を捉えるには、ある程度絞り込むことが必要だが、僕は、花の学者じゃないし、花を撮ってはいるが、全体の映像として満足出来るものにしたい。つまり、花の特徴を写すのではなく、レンズの特性を楽しみたい、というのがある…。そうは言いながら、帰って来て、後悔するのはいつものことだった。今回は、勿論、絞りを変えて撮影してきてはいる。
 
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スミレは、同定が難しい。同じように見えて、名前が違ったりするので、もう、諦めた。とは言っても、これは、ケタチツボスミレかも知れないと思っている。
 
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ニシキゴロモ
 
 
ニシキゴロモは、真生くんが見付けなかったら、僕は見逃していた。これを花だと認識する真生くんは、なかなかの才能だ。しかも、写真のフレーミングが、段々と、考えられたものになってきている。僕は、こうした方がいいとか、ああしたらダメだとか言わない。写真は、それぞれの個性があっていいと思うからだ。真生くんは、花だけを撮っているわけではなく、面白い形をした木の造形とか、水の流れとか、柵の幾何学的な模様とか、見上げた立ち木と空とか、色んなものを撮っている。ここでは紹介しないが、「これは負けた!」というショットも、いくつかあった。着眼点が違うのだ。好奇心は、僕より旺盛だろう…。
 
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ヒトリシズカ
 
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ニリンソウの群落と真生くん
 
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咲き始めのニリンソウ
 
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開くのは萼片で、花は、その中心部
 
 
数カ所に、一面に咲くエゾエンゴサクとカタクリの競演がある。あいにく、90mmマクロレンズしか用意していないので、その様子を捉えることは出来なかった。エゾ山桜の蕾も膨らみ、もう直ぐ、春爛漫の季節になる。正午を迎える頃、花の散歩道も終わりに近付く。このレンズの慣れるために来てみたが、やはり、マクロレンズは、安易に撮れないと思った。しかし、山には、三脚を持っていかないのだから、手持ち撮影を安定したものにしておきたいものだ。
 
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フチゲオオバキスミレ



Nikon Df
TAMRON SP 90mm Di f/2.8


by meo_7 | 2016-04-25 23:50 | ちょっとした旅 | Comments(0)


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