三脚(ジッツオ)
もう、殆ど山には持っていかなくなった三脚たち…。お陰で、撮られる写真は、手振れのオンパレード…。まあ、車のトランクにまでは持っていっているんだけどね。いつも、登山口でお留守番なのだ。
僕はミーハーだから、ジッツオを買ってしまう。他のメーカーと使い比べたこともないので、ジッツオが良いのか悪いのかは、知らない。ブランドイメージだけで買ってしまう僕なのだ。
写真は、左から、G1097(0型)、G1228(2型)、G1126(1型)という品番だ。当然、既に古い機種だね…。
さて、G1097は、バサルトという素材で出来ている。アルミより軽くカーボンより強度は落ちる、という代物だ。ジッツオの0型というのは、最も脚が細く、小型という位置づけで、長モノのレンズとフルサイズ一眼の組み合わせは推奨されていない。三脚だけだと、800グラムしかないので軽量だ。雲台は、1型のG1175を装着している。一眼にマクロレンズの組み合わせでは、ビクともしない。高山植物の撮影では問題なく、被写体ブレで悩まされるくらいだ。但し、風景などで脚を伸ばすと、如何にも頼りない足の細さになり、風の影響を無視できない。
写真では、ミラーレスのV3をつけています。
真ん中のG1228は、2型4段のカーボン。三脚としての信頼性は、2型くらいの脚の太さが必要だといわれる。しかし、これを山に担ぎ上げるには、若さと体力も必要になる。そのどちらもない僕には、無用の長物になっている…。森林公園かドライブついでの撮影でしか出番はない。雲台は、2型の1275Mというジッツオのオフセンター自由雲台と呼ばれるものだ。
写真では、フルサイズのD700をつけています。
右のG1126は、アルミの脚を持つ1型4段のもの。若くて元気だったから、多少重くても、如何にもジッツオらしいアルミニウムのものを選んだ。すぐに後悔したけどね…。雲台は、GH1780QRというもの。クイックシュー仕様だ。これは、とても使いやすく、お気に入りだ。
三本ともノーマル仕様ではない。0型と2型は、グランドレベル仕様となっている。グランドレベル、つまり、地上すれすれ位置、とでも表現したらいいのか…。センターポールが外されていて、思いっきり開脚が出来るようになっている。1型は、センターポールを短いものに交換して、ローアングルに対応している。
とにかく、僕は、主な被写体が小さな花なので、こうなってしまうわけだ。だけどね、日帰りの山行では、三脚を出すこともなく終わってしまうことが多い。それは、撮影時間が掛かりすぎて、ちっとも前に進めないという理由にも依る。でも、帰ってみると、撮影枚数は多いのに、まともな写真が撮れていないという現実にがっくりする。やはり、被写体の前では、機材の準備をしながら、心の準備も済ませ、じっくりと撮るのが一番だと思う。
グランドレベル
おまけに、クラシックな雲台
今年は、この子たち、出番はあるのかなあ…。
by meo_7
| 2017-02-20 17:44
| カメラ
|
Comments(4)
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windy1957 at 2017-02-21 10:38
MIURAさん、毎日覗いてますよ(笑)
で、久々の更新、しかも三脚の話。やっぱジッツォだよね
って気持ちは同じです。しかもG1126+自由雲台、もうす
っかりホコリがかぶってるけど、その昔、銀塩の頃は絶対
外せないパートナーでしたよ。でも、重い。疎遠になった
のはそれが一番の理由かな…。
最近は植物写真家のいがりさんご推奨のFoto proっていう
手軽な三脚がメインです。それでも散々持ち歩いて出番は
数えるほど。レンズにしろ三脚にしろ、取り付けを億劫に
感じる今日この頃だけど、それも今の自分なりのスタンス
なのかもね。フィールドでも、絶対三脚を外さない人って
いるけれど、そんな拘りって、なんか尊敬しちゃいますよ。
ところでMIURAさん「D700」持ってたの?
で、久々の更新、しかも三脚の話。やっぱジッツォだよね
って気持ちは同じです。しかもG1126+自由雲台、もうす
っかりホコリがかぶってるけど、その昔、銀塩の頃は絶対
外せないパートナーでしたよ。でも、重い。疎遠になった
のはそれが一番の理由かな…。
最近は植物写真家のいがりさんご推奨のFoto proっていう
手軽な三脚がメインです。それでも散々持ち歩いて出番は
数えるほど。レンズにしろ三脚にしろ、取り付けを億劫に
感じる今日この頃だけど、それも今の自分なりのスタンス
なのかもね。フィールドでも、絶対三脚を外さない人って
いるけれど、そんな拘りって、なんか尊敬しちゃいますよ。
ところでMIURAさん「D700」持ってたの?
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てばまる
at 2017-02-21 16:23
x
わたしも偶に覗いてますよ。やっと更新されたので思わずコメントを・・・。
私的には三脚メーカーに拘りはないのですが、ほとんどベルボンですね。薄暗いところでない限りもう手ぶれ補正に任せて手持ちです。三脚はしっかり固定できる強みがありますが自由度が削がれるので小さな花の微妙にアングルを変えるときは手持ちの方が良いと私的には思ってます。
もちろん、夕方や朝、星は三脚使うので、山には持ってきますし、薄暗い山中での花の撮影用にミニ三脚ももってきますが、歳のせいかその小さな三脚でさえ重く感じることもしばしばです(^^;)
私的には三脚メーカーに拘りはないのですが、ほとんどベルボンですね。薄暗いところでない限りもう手ぶれ補正に任せて手持ちです。三脚はしっかり固定できる強みがありますが自由度が削がれるので小さな花の微妙にアングルを変えるときは手持ちの方が良いと私的には思ってます。
もちろん、夕方や朝、星は三脚使うので、山には持ってきますし、薄暗い山中での花の撮影用にミニ三脚ももってきますが、歳のせいかその小さな三脚でさえ重く感じることもしばしばです(^^;)
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meo_7 at 2017-02-21 18:21
翼さん、こんにちは。
今年は、何か忙しく、その上、風邪をひいたり、ゲレンデスキーで膝を痛めたり、全然遊んでいません。
ブログネタも無かったので、三脚の手入れがてら、紹介してみました。
Foto proってのも、結構重いじゃないですか…。
僕の場合、三脚を使うより、手振れを抑える訓練をした方が良い気がします。
でも、なんか、三脚って使っていると格好いいし…。ミーハーですね…。
D700は、Dfの後に、中古で購入しました。
始めてデジイチを買うときに、デジタル写真に興味が湧かなかったこともあり、結局、D90にした経緯があったのですが、その時、D700も検討したのですよ。DXとかFXの違いもよく分からなかったし、というか、本当に興味がなかったんでしょうね。
遠回りしてDfを手に入れたんですが、改めて、画素数の少ないD700の画像を見てみたくなったわけです。
勿論、安くなったから買う気になったんだけどね。
画質の緻密さは劣りますが、「味」は感じますね。
取り敢えず、2台で遊んでみます…。
今年は、何か忙しく、その上、風邪をひいたり、ゲレンデスキーで膝を痛めたり、全然遊んでいません。
ブログネタも無かったので、三脚の手入れがてら、紹介してみました。
Foto proってのも、結構重いじゃないですか…。
僕の場合、三脚を使うより、手振れを抑える訓練をした方が良い気がします。
でも、なんか、三脚って使っていると格好いいし…。ミーハーですね…。
D700は、Dfの後に、中古で購入しました。
始めてデジイチを買うときに、デジタル写真に興味が湧かなかったこともあり、結局、D90にした経緯があったのですが、その時、D700も検討したのですよ。DXとかFXの違いもよく分からなかったし、というか、本当に興味がなかったんでしょうね。
遠回りしてDfを手に入れたんですが、改めて、画素数の少ないD700の画像を見てみたくなったわけです。
勿論、安くなったから買う気になったんだけどね。
画質の緻密さは劣りますが、「味」は感じますね。
取り敢えず、2台で遊んでみます…。
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meo_7 at 2017-02-21 18:27
てばまるさん、こんにちは。
確かに、三脚をセットしてからアングルが気に入らないと、その後のセッティングが面倒ですね。
本気撮りの時は、アングルファインダーなんかも装着するのですが、時間ばかり掛かります。
低地の湿原か、森林公園の花探しぐらいしか持ち歩かなくなりました。
山で手振れが多いのは、呼吸の乱れの所為でしょうね。
これが、今、最大の課題です。
確かに、三脚をセットしてからアングルが気に入らないと、その後のセッティングが面倒ですね。
本気撮りの時は、アングルファインダーなんかも装着するのですが、時間ばかり掛かります。
低地の湿原か、森林公園の花探しぐらいしか持ち歩かなくなりました。
山で手振れが多いのは、呼吸の乱れの所為でしょうね。
これが、今、最大の課題です。